2025年12月14日
空き店舗を活用したショーウインドウ装飾は、街に季節感とにぎわいをもたらす取り組みとして注目されています。
昨年、(旧いさみや)ショーウインドウに実施したクリスマス装飾が多くの方々から好評を得たことを受け、このたび同ショーウインドウにお正月飾りを施す運びとなりました。
新年の節目にふさわしい日本の伝統文化や縁起物をテーマに、通りを行き交う方々がふと足を止めるような、世代を問わず楽しめる空間づくりを目指しました。


門松は、新年に歳神様を迎え入れるための目印として、日本の正月に欠かせない伝統的な飾りです。常緑の松は「不老長寿」や「変わらぬ繁栄」を、真っ直ぐに伸びる竹は「成長」や「発展」を象徴しています。ショーウインドウではお正月飾りのメインとして配置し、新年の始まりを力強く印象づけます

弊社従業員が一羽一羽に気持ちと願いを込めて折り上げました。大泉学園の益々の発展と皆様のご健勝、そして穏やかな日々が続くことを祈っています。この千羽鶴が見る人の心にそっと寄り添い、希望の象徴となれば幸いです。
千羽鶴は、平和や幸福、願いが叶うことへの祈りを込めて折られる象徴的な存在です。一羽一羽の鶴が集まり形づくられる姿は、「人と人とのつながり」や「思いが重なり合うこと」の大切さを表しています。新しい一年への希望を込め、ショーウインドウに華やかな彩りを添えます。


羽子板は「邪気を跳ね返す」という厄除けの意味を持ちますが、そこに描かれた「鯉」には「登龍門」の故事にちなんだ立身出世の願いが込められています。激流を遡り、龍へと進化する鯉の姿は、困難に立ち向かい、飛躍を遂げる力の象徴です。新しい年が皆様にとって、力強い一歩を踏み出し、大きな成果へとつながる輝かしい一年になるように祈念して展示しております。

大山こまは、神奈川県伊勢原市・大山に古くから伝わる木製の伝統こまで、江戸時代には大山詣りの参拝客が持ち帰る土産物として親しまれてきました。「家内安全」や「商売繁盛」を願う縁起物として知られ、新年を祝う装飾にふさわしい存在です。太い芯棒と丸みを帯びた重厚感のある形が特徴で、朱・藍・紫などの鮮やかな色彩が目を引きます。素材にはミズキの木が用いられ、一つひとつ職人の手仕事によって丁寧に作られています。その伝統的な製作技術は高く評価され、伊勢原市の無形民俗文化財にも指定されています。安定して回り続ける姿には、平穏で実りある一年への願いが込められています

御崎馬(みさきうま)とは、宮崎県串間市の都井岬に生息する日本在来馬の一種で、約300年前から自然に近い状態で放牧されてきました。国の天然記念物に指定されており、野生馬に近い生態を持つことが特徴です。季節に応じて草地や林へ移動し、群れで生活しながら、繁殖も人の手を加えず自然に任されています。その姿は、日本における貴重な在来馬として、江戸時代初期の乗用馬の特徴を今に伝えています。この御崎馬を干支の「馬」と結びつけ、新年ならではの意味合いを持たせています。干支は一年の無事や幸運を願う象徴とされており、御崎馬の力強くたくましい姿を通して、自然と共に生きる文化や、新しい年への願いを感じていただける展示としています。

和凧は、正月に空高く揚げられる日本の伝統的な遊び道具で、子どもの健やかな成長や厄除けの意味を持つ縁起物です。風を受けて舞い上がる姿は、新しい年への希望や飛躍を感じさせます。展示では、風を受けて高く上がる凧の動きを感じさせる演出により、明るく前向きな新年の雰囲気を表現しています。

柳などの枝に、小さく丸めた餅や団子を飾る「繭玉飾り」。
地方によっては「餅花(もちばな)」とも呼ばれ、冬の枯れ木に花が咲いたかのような華やかさで、古くから新春の風物詩として親しまれてきました。もともとは養蚕(ようさん)の繁栄を願い、良質な繭(まゆ)がたくさん収穫できるよう祈念したのが始まりです。たわわに実った稲穂のように垂れ下がる姿は、現代では「商売繁盛」や「豊かな実り」の象徴とされています。この一年が皆様にとって実り多きものとなり、多くの幸福が花開くことを願って飾らせていただきました。

百人一首は、正月に家族や親戚が集い、楽しみながら親しまれてきた日本の伝統文化です。和歌に詠まれた四季の移ろいや人の想いは、日本人の感性や美意識を今に伝えています。展示では札の意匠を活かし、静かな趣と知的な華やかさを演出することで、新年にふさわしい落ち着きと品格を添えます。

※お正月飾りは2026年1月15日までとなっております。
お近くにお越しの際は、ぜひショーウインドウをご覧ください。【所在地】