惜春の通りをゆく

2025年4月4日コラム

2025年、東京の桜の開花は3月24日と予想され、満開は3月30日でした。
平年より1日早く、去年より5日早い観測です。
大泉学園では丁度そのころ連日の雨で天候がすぐれず、ようやく晴れ間が見えたのは4月4日でした。
満開はすこし過ぎましたが、大泉学園駅周辺の桜は今年もその美しさで、行き交う人を楽しませてくれました。

ゆめりあ1北角

大泉学園北口のシンボルツリーともいえるソメイヨシノ。「ゆめりあ1」の北の一角にあり、交通量も多いため、毎年この時期には付近を通るバスや車、歩行者の目を満開の桜で楽しませてくれます。

ラ・ルネサンス・ド三幸堂ビル

ラ・ルネサンス・ド三幸堂ビルの屋上庭園にある桜は山桜の一種だと思われる。
（屋上庭園は終日立入禁止です。ご注意ください。）

大泉学園通り

駅から北へ向かうと大泉学園通りが始まります。しばらくすると大泉中学校前あたりから桜の並木道が始まり、そこから新座市にいたるまで、約3kmにわたり道の両側に桜が植栽されています。満開の頃には美しい桜のトンネルとなって訪れる人を魅了します。

白子川沿い

東大泉7丁目にある区立大泉井頭公園付近を源流とし、埼玉県和光市、板橋区成増と流れ、笹目橋付近の板橋区三園で新河岸川に合流する白子川は、中流域では湧水が豊富で透視度も高く、カワセミが棲息しているほど自然豊かな河川です。両岸にはところどころに桜が植えられ、遊歩道が整備された区間では川にかかる満開の桜並木を楽しめます。

けんか広場

東京都立「大泉高等学校」の南側の住宅街の中に整備されている小さな公園です。
国民的アニメ「ドラ◯もん」の舞台とされている、ドラ◯もん好きには聖地とも呼べる場所です。
かつては私有地でしたが、今は所有者のご厚意で練馬区に無償提供され、区立公園となっています。
「けんか広場という名前ですが、仲良く使ってください（練馬区HP）」とのことです。
土管はありませんが、広場の奥に大きな桜の木が1本そびえ立っています。

いかがだったでしょうか。大泉学園駅周辺には見事な桜並木やカワセミのいる川など、見応えのあるスポットがたくさんあります。あたたかい春の陽気の中、この機会に大泉の街をゆっくりと散歩してみてはいかがでしょうか。

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